石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は11月30日、オンラインで閣僚級会合を開いた。世界景気の減速懸念から原油価格が弱含む中、2024年の原産幅を拡大するかどうかが注目されていた。会合では産油国の足並みが揃わず、追加の強調原産は見送られた。この結果、産油国は需要動向を見極めながら自主原産で対応することとなり、原油価格に下押し圧力がかかりそうだ。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は11月30日、オンラインで閣僚級会合を開いた。世界景気の減速懸念から原油価格が弱含む中、2024年の原産幅を拡大するかどうかが注目されていた。会合では産油国の足並みが揃わず、追加の強調原産は見送られた。この結果、産油国は需要動向を見極めながら自主原産で対応することとなり、原油価格に下押し圧力がかかりそうだ。