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大栄環境 ひらかたパークでロボットでゴミ回収実証実験

産業廃棄物処理などを手掛ける大栄環境は12月8日、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」内で、ロボットがゴミを回収・運搬する実証実験を実施すると発表した。期間は12月11〜15日まで。清掃員の人手不足対策として走行性能や安全性を検証する。検証結果を踏まえ改善・改良を加え、ショッピングモールや住宅街への展開を目指す。
今回は、ロボットがゴミ箱に向かうタイミングなどは人が管理するが、将来的にはゴミ箱からのサインを受けて自動で取りに行くことを目指す。

松山ー台湾線 24年3/6に運航再開へ 桜開花期は週4往復

愛媛県は12月7日、台湾のエバー航空が2024年3月6日に松山空港と台北・桃園空港を結ぶ定期便の運航を再開すると発表した。水曜日と日曜日の週2往復で、使用機材は欧州エアバスのA321(184人乗り)。桜の開花に合わせて3月20〜4月30日は水・木・土・日曜日の週4往復で運航する予定。
エバー航空は2019年7月に松山ー台北の定期便を就航したが、新型コロナウイルス禍で、2020年2月から運休していた。

パナソニック 40億円投じマレーシアの空調機研究施設拡大

パナソニックは12月8日、40億円投じマレーシアの空調機の研究施設を拡大したと発表した。クアラルンプール近郊の研究施設に3階建ての新棟を建設し実験室を約1.6倍に拡大した。2024年3月までに実験設備などを整備し、需要が堅調な東南アジアや欧州向けの開発速度を上げ、その後の設備拡充も視野に入れる。

ANA, Joby. 野村不 空飛ぶクルマの離着陸場開発で覚書

ANAホールディングス(本社:東京都港区)、Joby Aviation(本社:米国カリフォルニア州Santa Cruz、以下、Joby)および野村不動産(本社:東京都新宿区)は12月8日、日本における電動エアモビリティeVTOL(空飛ぶクルマ)の離着陸場(以下、バーティポート)開発に向けた共同検討に関する覚書を締結したと発表した。3社は日本国内の都市部を中心とした利便性の高いバーティポート開発に向けた事業的・技術的検討、社会受容性を得るための取り組み、戦略的パートナーシップ構築に向けた検討等を進めていく。

JRA初の女性調教師が誕生 前川恭子さん合格 5回目の挑戦で実現

日本中央競馬会(JRA)は12月7日、2024年度の新規調教師免許試験の合格者9人を発表した。JRA史上初めて、女性として前川恭子さん(46)が合格した。前川さんは2003年から厩務員として働き始め、現在は栗東の坂口智康厩舎で調教助手を務めている。今回5回目の挑戦で合格を果たした。ほかに通算1,809勝の田中勝春騎手(52、美浦・フリー)、1,056勝の秋山真一郎騎手(44、栗東・フリー)などが合格した。
地方競馬ではこれまでに9人の女性調教師が誕生し、7人が現役で活躍しているが、、JRAでは女性の現役騎手が藤田菜七子、今村聖奈など6人いるが、調教師はいなかった。

KDDI, JALなど 医薬品をドローンのレベル4飛行輸送実証

KDDI(本社:東京都千代田区)、KDDIスマートドローン(本社:東京都港区)、日本航空(本社:東京都品川区、JAL)、JR東日本(本社:東京都渋谷区)、ウェザーニューズ(本社:千葉市)、メディセオ(本社:東京都中央区)は12月8日、東京都西多摩郡檜原村で12月14〜20日まで、日本で初めて医薬品をドローンのレベル4飛行(有人地帯における補助者なし目視外飛行)で輸送する実証を実施すると発表した。
この実証は、東京都の「ドローン物流サービスの社会実装促進に係る実証プロジェクト」に基づき、都内におけるドローン物流サービスの早期の社会実装を目指すもの。西多摩郡檜原村の、檜原診療所と特別養護老人ホーム、桧原サナホームの往復約4.8kmを結ぶ。

近畿の11月倒産51%増 14カ月連続前年上回る 飲食・建設で著増

帝国データバンク大阪支社のまとめによると、11月の近畿2府4県の倒産件数は前年同月比51%増の209県件だった。前年同月を上回るのは14カ月連続。夜間の外食需要の回復が鈍く飲食店の倒産件数が2.5倍に上ったほか、資材高や人手不足が深刻な建設業も41%増と目立った。
負債総額は前年同月比3%減の197億8,400万円にとどまっている。これは零細・小規模の倒産が多いため。個人経営の飲食店などの倒産が多く、負債5,000万円未満の小規模倒産が半数以上を占めた。

阪神・オリックス優勝の経済波及効果1,600億円余 シンクタンク

関西の経済界や自治体などに政策提言しているシンクタンク、「アジア太平洋研究所」はこのほど、プロ野球、阪神とオリックスのリーグ優勝や阪神が日本一になったことによる経済効果が1,600億円余に上るとの試算をまとめた。これは①両球団のファンによる飲食代やグッズの購入代②デパートでの記念セールの売り上げ③優勝パレードの際の交通費や警備費ーなどを合わせたもの。これらの経済波及効果は関西にとどまらず、全国で1,607億円(うち大阪府427億円、兵庫県250億円)に上ると試算した。

大谷翔平 ドジャースと10年総額1,014億円で契約合意

エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平選手が12月9日(日本時間10日)、ドジャースと10年総額7億ドル(約1,014億円)の超大型契約を結ぶことで合意した。メジャーリーグはじめ北米プロスポーツ史上最高額となる。自身のインスタグラムと、代理人のネズ・バレロ氏が発表した。
ドジャースにはこれまで、日本選手は野茂英雄、黒田博樹、前田健太の各選手ら9人が所属しており、大谷選手は10人目となる。

11月倒産38%増 20カ月連続増加 建設業と物流業が苦境に

東京商工リサーチのまとめによると、11月の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同月比38%増の807件に上った。増加は20カ月連続。人手不足と物価高が企業収益を圧迫しており、とりわけ建設業と物流業の苦境が顕著だ。人手不足倒産は過去最多のペースで増え続けている。