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鳥貴族 全国展開へ30年に国内1,000店舗体制 6割拡大

鳥貴族ホールディングス(HD)は主力の居酒屋業態「鳥貴族」を現在に比べ6割増やし、2030年までに国内で1,000店舗体制にする。大都市圏にとどまらず、東北や北陸など店舗網を全国に広げる。新型コロナウイルス禍では宴会需要が大きな影響を受け、出展を抑えていた。5類移行後は飲食需要が回復しており、”攻め”の出店戦略に転換する。

都内アンテナショップ 2年ぶりに過去最高の62店舗に回復

一般財団法人「地域活性化センター」(所在地:東京都中央区)のまとめによると、2023年4月1日時点の東京都内のアンテナショップ数は2022年4月1日時点の59店舗から、2年ぶりに過去最高の62店舗に回復した。1年間で新設や移転などで6店舗が調査対象に加わり、3店舗が閉館と休館で調査対象から外れた。新型コロナウイルス禍の落ち着きによる人流や消費の回復によるもので、店舗ごとの売り上げも戻りつつある。

大企業10〜12月期景況感 3期連続プラス, 製造業も

内閣府と財務省が12月11日発表した10〜12月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景気判断指数(BSI)はプラス4.8と3四半期連続のプラスだった。製造業がプラス5.7、非製造業もプラス4.4だった。大企業のうち製造業は2四半期連続のプラスとなった。また非製造業は5四半期連続でプラスとなった。新型コロナウイルス禍からの経済活動の正常化に伴う人流の増加やインバウンドの回復によるもの。宿泊業や飲食サービス業が好調で、サービス業のBSIは5.4だった。

京都・舞鶴漁港 ブランド化目指す「特選京鰆」出荷開始

京都府の舞鶴漁協で12月8日、「特選京鰆(とくせんきょうさわら)」としてブランド化を目指しているサワラの出荷が始まった。同府漁業協同組合は沿岸の定置網漁にかかったサワラのうち、3kg以上の状態のよいものを「特選京鰆」と名付けてブランド化を目指しており、毎年、脂ののり具合などによって、出荷する時期を決めている。
同日、次々と水揚げされたサワラは漁協の職員によって大きさや脂の量など状態のよいものがブランド品として選別されその後、仲買人たちが競り落としていた。特選京鰆の出荷は2024年3月下旬まで行われる予定。
農林水産省の統計では、2022年に京都府で水揚げされたサワラはおよそ1,100トンで国内では最多で、全国でも有数のサワラ漁獲量を誇っている。

奈良 大神神社で迎春準備, 重さ400kgの大注連縄かけ替え

奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社で12月10日、迎春準備として拝殿前の重さ約400kgの大注連縄(おおしめなわ)がかけ替えられた。大注連縄は長さ約8m、最も太い部分は約1mにもなる破格サイズ。約200人の参拝者もお祓(はら)いをうけ、神職の指示に合わせ作業を手伝っていた。

競馬の阪神JF アスコリピチェーノが2歳牝馬女王

2024年の牝馬クラシックを占う戦い、第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(JF、1600m芝、18頭出走、G1)は12月10日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われた。今年は傑出した馬が不在で上位人気が分かれ、”大混戦”模様だった。混戦を断ったのは3番人気のアスコリピチェーノ(北村宏司騎乗)で、1分32秒6で優勝。無傷の3連勝でG1を初制覇し、2歳牝馬女王の座に就いた。1着賞金は6,500万円。北村騎手、黒岩陽一調教師はいずれもこのレース初勝利。
アスコリピチェーノは最後の直線で鮮やかな末脚を繰り出し、5番人気のステレンボッシュを首差抑えた。さらに1馬身1/4差の3着は2番人気のコラソンビートが入った。1番人気の支持を集めたサフィラは4着だった。

平安時代の「熊野詣出立の儀」再現 京都・城南宮で

京都市伏見区の城南宮で12月9日、平安時代に上皇らが熊野詣でに出かける前に行った儀式「熊野詣出立の儀」を再現するイベントが行われた。これは2024年の「紀伊山地の霊場と参詣道」世界三登録20周年を控え、和歌山県が企画したツアー「令和の熊野詣」の初回のイベント。参加者らは出立式後、淀川を船で下り大阪市内の天満八軒家浜船着場に到着、平安時代の交通手段による熊野詣の一端を体験した。

奈良・橿原 高松塚古墳の古代の姿に復元された木棺公開

奈良県立橿原考古学研究所は12月8日、古代の姿に復元された明日香村の高松塚古墳(7世紀末〜8世紀初頭)の木棺を報道陣に公開した。木棺は長さ約2m、幅約60cm、高さ約50cm。スギ材で黒漆が塗られ、金銅製の飾り金具が付けられている。棺内部は朱で塗られ、金箔を貼った棺台に置かれている。この木棺は12月9日から2024年1月14日まで、同研究所付属博物館で公開される。入館料が必要。